独立して売上が上がったのに、なぜかお金が残らなかった話
Tatsu自身、独立当初は「売上は上がっているのに手元にお金が残らない」という不思議な感覚に陥っていました。
柔道整復師として独立開業し、ホームページ集客がうまくいって月の売上が順調に伸びていく。
「よし、これで生活も安定するぞ!」
そう思っていた矢印先に待っていたのは、予想外の税金と社会保険料の請求でした。
国民健康保険料、国民年金、所得税、住民税、事業税…。
売上から経費を引いた「利益」が出れば出るほど、これらの支払いがどんどん膨らんでいく。
「あれ? こんなに働いてるのに、なんで口座にお金が残らないんだろう…」
そんな疑問を抱えながら、必死に施術をこなす日々。
あなたも、もしかしたら同じような不安を感じていませんか?

この記事では、柔整師が独立で失敗しないために絶対に知っておくべき「お金の話」を、Tatsu自身の実体験を交えながらお伝えします。
特に「マイクロ法人スキーム」という、手元にお金を残すための守りの戦略について、世界一わかりやすく解説していきますね。
なぜ柔整師の独立は「お金が残らない」のか?
売上と手取りは全然違う
独立前、勤務柔整師として働いていた頃は、毎月決まった「手取り」が口座に振り込まれていましたよね。
税金も社会保険料も、会社が勝手に天引きしてくれていた。
だから、振り込まれた金額=自分が自由に使えるお金、というシンプルな構造でした。
売上が月50万円あったとしても、そこから…
- 家賃・水道光熱費
- 消耗品費
- 広告宣伝費
- 通信費
といった経費を引く。
さらに残った利益から、国民健康保険料、国民年金、所得税、住民税、事業税…と、次々に支払いが発生します。
- 売上:50万円
- 経費:15万円
- 利益:35万円
- 税金・社会保険料:約12万円
- 手元に残るお金:約23万円
売上50万円なのに、手取りは半分以下の23万円…。
これが個人事業主として独立した柔整師の現実なんです。
特にキツイのが「社会保険料」

Tatsuが独立当初、一番衝撃を受けたのが国民健康保険料の高さでした。
所得が増えれば増えるほど、保険料もどんどん上がっていく。
年間で80万円、100万円と請求が来ることも珍しくありません。
国民健康保険料は「経費」として計上できません。つまり、税金を減らす効果もないのに、ただ支払うだけ。
さらに国民年金も、将来もらえる年金額は厚生年金より少ないのに、毎月約1.6万円の支払いが必要です。
「こんなに払っているのに、将来もらえる年金は少ない…」
そう感じて、モヤモヤした気持ちになったことはありませんか?
つまり、個人事業主の社会保険料は「コスパが悪い」んです。
知らなかっただけ。あなたは悪くない
そう悩んでいるあなたに、まず伝えたいことがあります。
それは、あなたが悪いわけじゃないということ。
ただ「知らなかっただけ」なんです。
柔道整復師の学校では、骨や筋肉のことは教えてくれても、税金や社会保険料の仕組みなんて一切教えてくれませんよね。
独立開業した後も、日々の施術に追われて、お金の勉強をする余裕なんてない。
だから、「なんとなく」確定申告をして、「なんとなく」請求された税金や保険料を払っている。
そんな状態の柔整師がほとんどです。
でも、ちょっとした知識と仕組みを知るだけで、手元に残るお金は大きく変わります。
マイクロ法人スキームって何? 難しくない?

「法人」と聞くと身構えてしまうけど…
「マイクロ法人」と聞くと、なんだか難しそうに感じますよね。
Tatsu自身も最初はそうでした。
「法人なんて大企業がやるもので、自分には関係ない」
そう思っていました。
でも、実はそうじゃないんです。
売上を追求するのではなく、社会保険料を適正化する「守り」のために作る小さな会社のこと。
わかりやすく言うと、節税ではなく節保険料のために作る会社です。
個人事業×マイクロ法人の「二刀流」
- 柔整師としての施術業は「個人事業」で継続
- 別で小さな法人(マイクロ法人)を作る
- マイクロ法人で社会保険(厚生年金・健康保険)に加入
- 個人事業の方では国民健康保険・国民年金を脱退
つまり、施術で稼ぐのは個人事業主として、社会保険だけ法人で入るという二刀流のスタイルです。
これによって、社会保険料を大幅に抑えながら、将来もらえる年金額は増やすことができます。
個人事業の利益が年間500万円の場合
- 従来:国民健康保険料 約80万円/年
- マイクロ法人活用後:社会保険料 約25万円/年
- 差額:約55万円の削減!
年間55万円…つまり月4.5万円も手元に残るお金が増える計算です。
これ、すごくないですか?
Tatsu自身も実践している「黄金の羽」
Tatsu自身、現在このマイクロ法人スキームを実践しています。
自宅兼ジム(住居32坪・ジム8坪)を法人の社宅として活用することで、さらに家賃の一部を経費化することもできています。
こういった仕組みを「黄金の羽」と呼んでいます。
決して「脱税」や「ズル」ではありません。
国が用意している制度を、正しく活用しているだけです。
知っている人だけが得をして、知らない人は損をし続ける。
それが今の日本の税制・社会保険制度の現実なんです。
マイクロ法人を作る具体的なステップ

ステップ1:マイクロ法人で何をするか決める
例えば:
- 健康コンテンツの販売(note、電子書籍など)
- オンラインセミナーの開催
- 健康グッズの物販
- Webサイト運営(アフィリエイト等)
売上は年間100万円程度で十分です。
大事なのは「売上を上げること」ではなく、「社会保険に加入する資格を得ること」だからです。
ステップ2:合同会社を設立する
法人といっても、株式会社ではなく合同会社で十分です。
合同会社なら設立費用は約10万円程度で済みます。
- 定款(会社のルールブック)
- 資本金(1円でもOK。実際は10万円程度推奨)
- 登記申請書類
自分でやるのが不安なら、司法書士に頼むのもアリですが、費用は5〜10万円ほど追加でかかります。
Tatsuは最初、自分でやりました。
法務局に何度か通って、書類の不備を直しながら…ちょっと大変でしたが、いい勉強になりましたよ。
ステップ3:社会保険に加入する
ここで大事なのが、役員報酬の設定です。
社会保険料は役員報酬の額で決まるので、月額6〜8万円程度の低めの報酬に設定します。
これにより、社会保険料を月2万円程度に抑えることができます。
- 厚生年金保険料:約1.3万円
- 健康保険料:約0.7万円
- 合計:約2万円/月
一方、個人事業で年間利益500万円の場合、国民健康保険料は年間約80万円(月6.7万円)。
差は歴然ですよね。
ステップ4:個人事業の国保・国民年金を脱退
マイクロ法人で社会保険に加入したら、個人事業主として加入していた国民健康保険と国民年金を脱退します。
市区町村の役所で「社会保険に加入したので脱退します」と伝えればOKです。
これで二重払いを防げます。

マイクロ法人のデメリットと注意点
法人の維持コストはかかる
法人を維持するには、以下のコストが発生します:
- 法人住民税の均等割:年間7万円
- 税理士への顧問料:年間10〜30万円(自分で記帳すれば削減可)
- 決算申告費用:年間5〜10万円
つまり、年間20〜50万円程度のコストがかかります。
それでも、社会保険料の削減額(年間50万円以上)を考えれば、十分にペイする計算です。
「やりすぎ」は税務署に目をつけられる
マイクロ法人スキームは合法ですが、あまりにも極端なことをすると税務署に指摘される可能性があります。
- マイクロ法人の売上がゼロ(実態がない)
- 役員報酬が極端に低すぎる(月1万円など)
- 個人事業との区分が曖昧
あくまで「ちゃんとしたビジネス」として法人を運営し、適正な報酬設定を心がけることが大切です。
自分に合うかどうか、冷静に判断する
マイクロ法人スキームは、個人事業での利益が年間400万円以上ある柔整師に特に効果的です。
もしまだ独立したばかりで、年間の利益が200万円程度なら、今はまだ個人事業主のままでも良いかもしれません。
- 個人事業の年間利益が400万円以上
- 今後も安定して利益が見込める
- 将来の年金額も増やしたい
- 手元にお金を残したい
まずは自分の状況を整理して、冷静に判断することが大切です。
独立で失敗しないために大切なこと

売上を追うだけでは豊かになれない
柔整師として独立すると、ついつい「売上を上げること」ばかりに意識が向きがちです。
でも、売上が増えても、手元に残らなければ意味がないんです。
大事なのは「守り」の戦略。
- 無駄な経費を削る
- 税金を適正に抑える
- 社会保険料を最適化する
こういったお金を守る仕組みを整えてこそ、本当に豊かな「まったり経営」が実現できます。
Web資産で安定集客を作る
独立で失敗しないもう一つの鍵が、SNSに依存しない安定集客です。
Tatsu自身、ホームページ集客のみで年間売上1000〜2000万円を達成してきました。
SNSという「砂の上の家」と違い、一度作れば長期的に集客してくれる資産になります。
毎日投稿に追われることもなく、自分のペースで施術に集中できる。
それが、リベレイスが提唱する「まったり経営」のスタイルです。
技術力も忘れずに高め続ける
お金の仕組みを整えることは大切ですが、柔整師としての技術力も当然、磨き続ける必要があります。
Tatsu自身、全米認定ロルファーやRYT500ヨガインストラクターの資格を取得し、施術の幅を広げてきました。
さらに、IASTM筋膜リリースという専門技術も習得しています。
手技では届かない深層部にアプローチでき、施術単価アップにも繋がります。
技術力を高めたい方は、ぜひIASTM筋膜リリース協会の講座もチェックしてみてください。

まとめ:知識は最強の武器
あなたは一人じゃない
柔整師として独立する道は、決して楽ではありません。
お金のこと、集客のこと、技術のこと…悩みは尽きないですよね。
でも、正しい知識と仕組みを知るだけで、景色は大きく変わります。
Tatsu自身、過去にホームページ制作で300万円を失う苦い経験をしました。
でもその失敗があったからこそ、独学でWeb集客を習得し、マイクロ法人という仕組みにも出会えました。
だから、あなたの気持ちは痛いほどわかります。
まったり経営で、自分らしく生きる

リベレイスが目指すのは、売上目標に追われない、自分のペースで小さく長く成功する「まったり経営」です。
マイクロ法人で社会保険料を適正化し、ホームページで安定集客を実現する。
そして、浮いた時間とお金で、自分の好きな技術を磨いたり、家族との時間を大切にしたり。
そんな働き方が、柔整師にだってできるんです。
一歩ずつ、確実に前へ
いきなり全部を完璧にやる必要はありません。
まずは今回の記事で紹介した「マイクロ法人スキーム」について、もう少し調べてみる。
それだけでも、大きな一歩です。
知っているだけで、手元に残るお金は何十万円、何百万円と変わります。
あなたの未来は、あなた自身の選択で変えられます。
リベレイスは、これからも「からだ職」のまったり未来設計を全力でサポートしていきます。
一緒に、自分だけの城を築いていきましょう。


