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【ホームページの作り方講座⑨】ブロックエディタ完全攻略ガイド|読者の心に届くブログ記事の書き方(基本編)

③静かなWEB集客

はじめに:サイトに「命」を吹き込む、コンテンツ制作の技術

こんにちは♬
『からだ職の「まったり」未来設計ラボ』のTatsuです^^

前回の講座までに、あなたはサイトの「案内板」であるナビゲーションメニューを整備し、Webサイトの骨格と外観を完璧に整えました。
あなたのサイトは、いつでもお客様をお迎えできる、美しく機能的な「建物」になった状態です。

今回の講座⑨は、その建物の中に、あなたの専門知識や想いという、最も価値のある「中身(コンテンツ)」を満たしていくための、極めて重要な回です。
具体的には、集客の核となる「ブログ記事」を、現在のWordPressの標準機能である「ブロックエディタ」を使って、どのように作成していくのかを、基本から徹底的に解説します。

この記事のゴール

Webサイトは、情報を発信して初めて「メディア」としての命が吹き込まれます。
この記事を読み終える頃には、あなたは、ブロックエディタの基本的な操作方法をマスターするだけでなく、読者にとって分かりやすく、かつGoogleなどの検索エンジンにも評価される、質の高い記事を作成するための、本質的な考え方と技術を、身につけているはずです。


第一章:【基礎知識】ブロックエディタの基本構造を理解する

ブロックエディタ(別名:Gutenberg)は、現在のWordPressの標準エディタです。
その名の通り、文章、見出し、画像といった、記事を構成する全ての要素を「ブロック」という部品の組み合わせで作成していくのが特徴です。

この「ブロック」という考え方を理解することが、記事作成をスムーズに行うための第一歩です。

ブロックエディタの画面構成

まずは、記事の編集画面が、どのような要素で構成されているのか、全体像を把握しましょう。

[画像: ブロックエディタの編集画面全体のスクリーンショット。
①〜④の番号が振られている。
]
  • トップツールバー:画面の最上部にあり、「ブロックの追加(+ボタン)」や「元に戻す/やり直す」といった、基本的な操作ボタンが並んでいます。
  • メインコンテンツエリア:画面中央の、最も広いエリアです。
    ここに、様々なブロックを積み重ねるように配置して、記事の本文を作成していきます。
  • 設定サイドバー:画面の右側に表示される、詳細な設定を行うためのエリアです。
    「投稿」タブ(記事全体の設定)と「ブロック」タブ(選択中のブロックの設定)の2つを切り替えて使います。
  • 公開ボタンエリア:画面の右上にあり、記事の公開や下書き保存、プレビューなどを行うための、最終的な操作ボタンが配置されています。

ブロックの基本的な操作方法

ブロックエディタの操作は、主に以下の3つの繰り返しです。

  • 1. ブロックを追加する:
    • コンテンツエリア内の「+」ボタン(ブロック挿入ツール)をクリックすると、利用可能なブロックの一覧が表示されます。
      ここから、使いたいブロック(例:「見出し」「画像」など)を選択します。
    [画像: 「+」ボタンを押すと、見出しや段落、画像といったブロックの選択肢が表示されている様子のスクリーンショット]
  • 2. ブロックに内容を入力・設定する:
    • 追加したブロック内に、文章を入力したり、画像をアップロードしたりします。
    • ブロックを選択した状態で、画面右側の「ブロック」タブを開くと、そのブロックの色やサイズといった、詳細な設定を変更できます。
  • 3. ブロックを移動・削除する:
    • 各ブロックに表示されるツールバーの「↑」「↓」矢印で、ブロックの順番を簡単に入れ替えることができます。
    • ツールバーの「︙(オプション)」から、ブロックを削除したり、コピーしたりすることも可能です。

この3つの基本操作さえ覚えれば、どんな記事でも作成することができます。


第二章:記事の骨格を作る、6つの必須基本ブロック

ここからは、ブログ記事を作成する上で、最も使用頻度が高く、記事の骨格となる6つの基本ブロックについて、その役割と効果的な使い方を解説します。

見出しブロック (Heading)

  • 役割:記事の「目次」や「章立て」を作るための、最も重要なブロックです。
    文章の大きな区切りを示し、記事全体の構造を読者に伝えます。
  • 使い方と設定:ブロックを追加し、見出しのレベルを「H2」「H3」「H4」などから選択します。
  • 戦略的ポイント(SEOと可読性):
    • 階層構造を必ず守る: 記事のタイトルが自動的に「H1」になるため、記事内の大見出しは「H2」から始めます。
      H2の小見出しとして「H3」、さらにその下に「H4」というように、必ず階層構造を正しく使い分けてください。
      この構造は、Googleが記事の内容を理解する上で、非常に重要な手がかりとなります。
    • 見出しだけで内容が伝わるようにする: 読者は、まず見出しを拾い読みして、その記事を読む価値があるか判断します。
      見出しを読むだけで、その章に何が書かれているのかが、具体的に分かるような言葉を選びましょう。
[画像: 見出しブロックのツールバー。「H2」が選択されており、見出しレベルの階層構造を示唆するイメージ]

段落ブロック (Paragraph)

  • 役割:記事の本文を構成する、最も基本的な文章ブロックです。
  • 使い方と設定:文字を入力するだけで、自動的に段落ブロックになります。
    ツールバーから、文字の太字、斜体、文字色、背景色、そして他のページへのリンクなどを設定できます。
  • 戦略的ポイント(読みやすさ):
    • 段落は短く、簡潔に: スマートフォンでの閲覧が主流の現在、文章が長く続くと、読者は圧迫感を感じて離脱してしまいます。
      1つの段落は、3〜4行以内を目安に、こまめに改行し、リズム良く読めるように心がけましょう。
    • 重要なキーワードを太字にする: 読者が文章を拾い読みしても、重要なポイントが伝わるように、キーワードを適度に太字にすると効果的です。

画像ブロック (Image)

  • 役割:記事の内容を視覚的に補足し、読者の理解を助けるためのブロックです。
    文章だけのページに、視覚的なアクセントを加える役割も担います。
  • 使い方と設定:「アップロード」または「メディアライブラリ」から、記事に挿入したい画像を選択します。
  • 戦略的ポイント(SEOと専門性):
    • 必ず「代替テキスト(alt属性)」を入力する:画像ブロックを選択し、右サイドバーの「ブロック」タブを見ると、「代替テキスト」という入力欄があります。
      ここには、「その画像が、何を表しているのか」を説明する、簡潔な文章を入力してください。
      このテキストは、Googleが画像の内容を理解するため、また、目が不自由な方が使う読み上げソフトで読み上げられるため、SEOとアクセシビリティの両面で、非常に重要です。
    • 著作権フリーの高品質な画像を使う:自分で撮影した写真以外を使う場合は、必ず著作権フリーの画像サイト(例:Unsplash, Pexels, 写真ACなど)を利用しましょう。
      プロが撮影した高品質な画像は、サイト全体の信頼性を高めます。
[画像: 画像ブロックを選択した際の、右サイドバーの設定画面。「代替テキスト」の入力欄がハイライトされているスクリーンショット]

リストブロック (List)

  • 役割:複数の項目を、箇条書きで分かりやすく整理するためのブロックです。
  • 使い方と設定:「番号なしリスト」(・点)と「番号付きリスト」(1, 2, 3…)の2種類があります。
    手順を説明する場合は番号付き、単に項目を並べる場合は番号なし、と使い分けます。
  • 戦略的ポイント(情報の整理):文章で長く説明するよりも、リストで提示した方が、読者の頭に入りやすい情報(例:「施術の3つの特徴」「セルフケアの5つのステップ」など)は、積極的にリストブロックを使いましょう。
    情報を整理してあげることは、読者への「おもてなし」です。

引用ブロック (Quote)

  • 役割:書籍や論文、他サイトからの文章を、自分の文章と明確に区別して引用するためのブロックです。
  • 使い方と設定:引用したい文章をブロック内に入力し、「引用元」の欄に出典(書籍名やサイト名、URLなど)を明記します。
  • 戦略的ポイント(権威性の向上):あなたの主張を裏付けるために、公的な研究機関のデータや、権威のある専門家の言葉を引用することで、記事全体の信頼性と専門性が向上します。

カラムブロック (Columns)

  • 役割:ページの内容を、2列や3列といった、複数のカラムに分割して表示するための、レイアウト用ブロックです。
  • 使い方と設定:カラムブロックを追加し、分割したい列数を選択します。
    その後、各カラムの中に、さらに別のブロック(画像ブロックや段落ブロックなど)を配置していきます。
  • 戦略的ポイント(プロのデザイン):例えば、左カラムに人物写真、右カラムにその人のプロフィール文章を配置すると、雑誌のような、洗練されたレイアウトを簡単に作ることができます。
    カラムブロックを使いこなせると、サイトデザインの表現の幅が、格段に広がります。
[画像: カラムブロックを使い、左に画像、右にテキストが配置されたレイアウトの作成例]

第三章:記事の表現力を高める、応用ブロックとテクニック

基本ブロックをマスターしたら、次は、あなたの記事を、より魅力的で、分かりやすくするための、応用的なテクニックを学びましょう。

テーマ独自の「専用ブロック」を使いこなす

講座④で選んだ、SWELLやJIN:Rといった高機能な有料テーマには、記事の表現力を飛躍的に高める、独自の「専用ブロック」が多数用意されています。

  • ボックスブロック:「ポイント」「注意点」「まとめ」といった、特定の情報を、読者の注意を引くデザインの枠で囲むことができます。
  • ステップブロック:エクササイズの手順などを、番号付きで分かりやすく図解できます。
  • FAQブロック:「よくある質問」を、クリックで開閉する形式で、スマートに表示できます。

これらの専用ブロックを積極的に活用することで、専門知識がなくても、プロがデザインしたような、視覚的に訴求力の高い記事を、簡単に作成することができます。

[画像: SWELLまたはJIN:Rの、デザイン性の高いボックスブロックやステップブロックが使われている記事のサンプル]

外部コンテンツの「埋め込み」を活用する

ブロックエディタは、YouTubeやGoogleマップといった、外部のコンテンツを、非常に簡単に記事内に埋め込むことができます。

  • YouTube動画の埋め込み:YouTubeブロックを使い、共有したいYouTube動画のURLを貼り付けるだけで、記事内に動画プレーヤーが自動で表示されます。
    ストレッチの方法や、エクササイズのフォームなどを、文章だけでなく動画で見せることで、読者の理解度は格段に深まります。
  • Googleマップの埋め込み:Googleマップブロックを使い、あなたの治療院やスタジオの住所を入力するだけで、記事内に地図を埋込めます。
    アクセスページだけでなく、特定のイベントを告知する記事内などで活用できます。

読者を導く「内部リンク」と「外部リンク」

リンクは、単に他のページに移動させるだけでなく、読者の満足度とSEO評価を高めるための、重要な役割を担います。

  • 内部リンク:あなたのサイト内の、別の関連記事へ案内するリンクです。
    例えば、「腰痛」に関する記事の中で、過去に書いた「正しい座り方」の記事へリンクを貼ることで、読者はより深く情報を得ることができ、サイト内の回遊性が高まります。
    これは、読者の滞在時間を延ばし、Googleからの評価を高める上で非常に有効です。
  • 外部リンク:あなたのサイトとは別の、外部のサイトへ案内するリンクです。
    情報の信頼性を示すために、公的な研究機関や、参考にした論文のページへリンクを貼る場合などに使います。
    リンクを設定する際は、「新しいタブで開く」という設定をONにしておくと、読者があなたのサイトから離れてしまうのを防げます。

第四章:公開前に必ず行うべき、最終設定チェックリスト

素晴らしい記事を書き終えても、すぐに「公開」ボタンを押してはいけません。
記事の価値を最大化するために、画面右側の「投稿」タブで、以下の項目を必ず設定・確認しましょう。

[画像: 画面右側の「投稿」タブが選択され、パーマリンク、カテゴリー、アイキャッチ画像などの設定項目が表示されているスクリーンショット]

パーマリンク(URLスラッグ)

記事の「住所」となるURLです。
講座②で解説した通り、日本語のタイトルがそのまま入っている場合は、内容が分かりやすい、簡潔な半角英数字(例:how-to-stretch-backpain)に、必ず修正しましょう。

カテゴリーとタグ

記事を、分かりやすく分類するための機能です。

  • カテゴリー:記事の大きな分類です。
    サイトの「本棚」のようなもので、一つの記事には、通常1〜2個のカテゴリーを設定します。
    (例:「腰痛改善」「姿勢改善」「セルフケア」)
  • タグ:記事の内容を、より細かく表すキーワードです。
    本の「索引」のようなもので、一つの記事に、複数設定できます。
    (例:「ストレッチ」「デスクワーク」「産後」)

適切に分類しておくことで、読者は、自分の興味のある記事を探しやすくなります。

アイキャッチ画像

記事一覧ページや、SNSでシェアされた際に表示される、記事の「顔」となる画像です。
読者が、その記事を読むかどうかを判断する、非常に重要な要素です。

記事の内容を象徴する、魅力的で高品質な画像を設定しましょう。
Canvaなどのデザインツールで、文字を入れるのも効果的です。

抜粋

記事の短い「要約文」です。
これを設定しておくと、テーマによっては、記事一覧ページなどで、タイトルと共に表示されます。
読者の興味を引き、記事本文へと誘導するための、大切な文章です。
空欄の場合は、記事の冒頭部分が自動で表示されます。

SEOプラグインの設定

講座⑤で導入した「SEO SIMPLE PACK」の設定欄で、この記事専用の「タイトル」(検索結果で表示されるタイトル)と「ディスクリプション」(検索結果で表示される説明文)を、必ず設定しましょう。
検索結果で、いかに魅力的に見せるかを意識して、キーワードを含めつつ、クリックしたくなるような文章を作成します。


おわりに:あなたの専門知識が、今、世界に届き始める

今回の講座⑨、本当にお疲れ様でした。

あなたは今、WordPressの心臓部である「ブロックエディタ」を自在に操り、あなたの頭の中にある専門知識や顧客への想いを、読者に伝わる「形」にするための、具体的な技術を、その手に収めました。

  • 論理的な見出し構造で、分かりやすさの骨格を作る。
  • 多彩なブロックを駆使し、情報を視覚的に、魅力的に見せる。
  • 公開前の最終設定で、記事の価値を最大化する。

結論:最高のパートナーと共に

この記事で学んだことは、あなたの今後の情報発信における、一生モノのスキルとなります。

初めは、少し戸惑うかもしれません。
しかし、いくつかの記事を実際に書いてみるうちに、ブロックエディタが、まるで粘土をこねるように、あなたのアイデアを、自由自在に形にしてくれる、最高のパートナーであることに、きっと気づくはずです。

次の講座⑩では、サイト運営者として、信頼性を担保するために必須となる「プライバシーポリシー」と「免責事項」といった、法的ページの作成方法を解説します。
サイトを本格的に始動させるための、最後の仕上げの作業です。

P.S.

最高の「器」が完成した今、その中に注ぎ込む「中身(コンテンツ)」の質こそが、あなたのビジネスの成否を分けます。

そのコンテンツの核となる「① 圧倒的な専門技術」を磨き、他の誰とも違う価値を提供したいなら、僕が主宰する「日本IASTM筋膜リリース協会」のセミナーが、あなたの発信する情報に、揺るぎない深みと信頼性を与えるかもしれません。

そして、その素晴らしい価値を、最大限に魅力的に伝えるための「② 集客できるホームページ運用術」。
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最後までお読み下さりありがとうございました^^
ーTatsu

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整体師(柔整/ロルファー™)&上級ヨガ講師

タツ(33歳)。妻子あり。 開業当初の大きなプレッシャーを、SNSに頼らない**「静かなWeb集客」**で乗り越え、経済的自由を実現しました。 「開業したのに、お金の不安で心が休まらない」 そんな過去の自分と同じ"不幸の種"をなくしたい一心で、僕の経験の全てをこのラボで発信しています。あなたの未来を設計するヒントを見つけてください。

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