こんにちは♬
『からだ職の「まったり」未来設計ラボ』のTatsuです^^
「理学療法士として独立開業したら、ぶっちゃけ、いくら稼げるの?」
独立という、人生を懸けた大きな決断を前に、あなたがその答えを知りたいと願うのは、当然のことです。
この記事は、2025年現在のデータと、僕自身が柔道整復師として独立し、多くの理学療法士や整体師の仲間たちと情報交換する中で見えてきた、独立後の「年収」のリアルな平均額と、その収入の「限界」について、一切の忖度なく、正直にお話しします。
そして、ただ現実を提示するだけでなく、あなたがその他大勢から抜け出し、経済的な豊かさと、専門家としての誇りの両方を手に入れるための、具体的な戦略まで、徹底的に解説していきます。
現実を知る。独立した理学療法士の「年収」4つの階層
まず、残酷な現実からお話しします。
独立した理学療法士の「平均」年収という指標は、ほとんど意味がありません。
実態は、以下の4つの階層に、はっきりと分かれています。
【階層①】年収300万円以下の「サバイバル層」
残念ながら、独立した理学療法士の、決して少なくない割合が、この階層に属します。
これは、病院勤務時代の給料を下回る水準です。
特徴: 「技術さえあれば…」と信じ、経営や集客の勉強を怠ってしまった。
「安売り競争」に巻き込まれ、忙しいのに利益が残らない。
末路: 心身ともに疲弊し、数年で廃業。
あるいは、アルバイトを掛け持ちしながら、なんとか事業を維持する。
【階層②】純利益500〜900万円の「アベレージ成功層」
ここが、そこそこうまくいっている理学療法士や整体師さんの、最も現実的なボリュームゾーンです。
特徴: 自分の「価値」を正しく価格に反映し(客単価12,000円前後)、Web集客などで安定した客数を確保できている。
売上規模: 12,000円 × 1日4セッション × 週5日 × 50週 = 年商1200万円。
ここから経費を引いて、純利益(あなたの手取り年収)が500〜900万円に着地するイメージです。
現実: 経済的には安定しますが、自分自身が働き続けなければならないため、時間の自由度はまだ限られています。
僕の個人事業のスタジオ(整体&ヨガ)が、まさにこのイメージですね。
(僕は 12,000円 × 1日3セッション × 週7日 × 50週 = 年商1260万円、経費を抑えているので純利益は1000万円を超えますが)
【階層③】純利益1500万円の「馬車馬層」
階層②から、さらに売上を最大化しようと、身を粉にして働いている人たちが、この階層です。
特徴: 高い客単価を維持しつつ、労働時間を極限まで増やしている。
1日5セッション、週6日稼働など。
売上規模: 12,000円 × 1日5セッション × 週6日 × 50週 = 年商1800万円。
経費300万円を引いて、純利益1500万円。
僕の過去: 僕が働き方を改める前の、開業2年目〜4年目が、まさにこの状態でした。
お金はありましたが、時間も、心の平穏も、ありませんでした。
燃え尽きる寸前の、非常に危険な状態です。
【階層④】純利益2000万円以上の「経営者層」
そして、この階層に到達している人は、もはや「一人の施術家」ではありません。
特徴: 自分が現場に立ち続けなくても、収益が生まれる「仕組み」を構築している。
収益源: セミナー事業、オンラインサロン、フランチャイズ展開、事業の組織化(スタッフ雇用)など、複数の収入の柱を持っている。
あなたが問うべきは、「自分は、どの階層を目指したいのか?」という、未来設計の問いなのです。
あなたの年収を分解する。売上を決める、たった一つの数式
では、どうすれば、上の階層へ行けるのか。
その答えは、あなたの事業の売上を構成する、このシンプルな数式の中に隠されています。
売上 = ①客単価 × ②客数 × ③リピート率
病院勤務時代、あなたはこの3つの変数を、自分でコントロールできませんでした。
しかし、独立した今、あなたはこの3つ全ての「決定権」を、その手に持っているのです。
「年収の壁」を突破する。3つの変数の攻略法
各階層の壁を突破するには、この3つの変数を、どの順番で、どう攻略していくかが鍵となります。
1. 「客単価」を上げる戦略(階層①→②へ)
まず、サバイバル層から抜け出し、アベレージ成功層へ到達するために、最も重要なのが「客単価」です。
安売り競争から抜け出し、客単価12,000円以上を目指す。
そのためには、「圧倒的な専門性」という、揺るぎない裏付けが必要です。
例: 60分6000円の、ありふれた整体サービスを提供しますか?
それとも、
「理学療法士としての医学的知識と、最新の筋膜リリース技術を組み合わせた、90分3万円の、根本改善プログラム」を提供しますか?
後者を提供できるだけの「武器」があれば、あなたは、価格競争の泥沼から、完全に抜け出すことができます。
2. 「客数」を安定させる戦略(階層②の確立)
次に、アベレージ成功層として、安定した経営基盤を築くために、「客数」をコントロールします。
しかし、これは「馬車馬のように働く」ことではありません。
自分が理想とする客数(例:1日4人)を、安定して、ストレスなく集め続ける「仕組み」を構築するのです。
あなたの専門知識(例:理学療法士としての症例解説)を、ブログ記事という形で、惜しみなく発信する。
その記事が、Google検索を通じて、本当に悩んでいる質の高いお客様を、自動的に連れてきてくれる。
この「静かなWeb集客」という仕組みこそが、あなたの時間と心の平穏を守ります。
3. 「リピート率」と、その先へ(階層②→③→④へ)
そして、階層②からさらに上を目指す時、あなたは選択を迫られます。
労働時間を増やし、身を削って「馬車馬層」へ行くのか。
それとも、自分の時間を切り売りするモデルそのものから、脱却するのか。
僕が選んだのは、後者でした。
そして、そのために必要なのが、「1対多のビジネスモデル」を構築することです。
- セミナー事業: あなたの知識を、他の専門家(整体師やトレーナー、ヨガインストラクターなど)に教える。
- オンラインサロン: あなたのファンと、より深いコミュニティを築く。
- 事業の組織化: スタッフを育成し、あなたの理念を、より多くの人に届ける。
あなたの価値は、あなたの「1時間」に収まるものではありません。
その価値を、どうやって、より多くの人に、より広く届けるか。
この視点を持つことが、独立開業した理学療法士が、「年収1500万の壁」を、そして「2000万の壁」を、健康的に、そして幸福に超えていくための、唯一の道なのです。
終章:あなたの年収に「限界」はない
ここまでお読みいただき、ありがとうございます。
独立開業した理学療法士の年収に、「平均」や「限界」はありません。
あるのは、あなたの「戦略」と「覚悟」、そして、あなたがどんな「未来設計」を描くか、だけです。
P.S.
あなたの航海を、より安全で、より力強いものにするための、「具体的な武器」について。
戦略①で述べた「圧倒的な専門技術」という、高単価を実現するためのエンジン。
僕が主宰する「日本IASTM筋膜リリース協会」のセミナーは、あなたの臨床に、新しい次元の深みと、それに伴う絶対的な自信を与えてくれるかもしれません。
そして、戦略②で述べた「集客の仕組み(Web資産)」という、あなたの船そのもの。
僕自身が、300万円の失敗から学んだ全てを注ぎ込み、あなたの起業をサポートする「破格の価格で高品質ホームページも制作」も行っています。
どちらも、あなたが「年収の壁」を突破し、あなたらしい未来設計を実現するための、心強い味方です。
必要な時に、思い出していただけたら幸いです。
最後までお読み下さりありがとうございました^^
ーTatsu


