こんにちは♬
『からだ職の「まったり」未来設計ラボ』のTatsuです^^
私たち「からだ職」にとって、最高の喜びですよね。
しかし、その直後に、少しだけ、気まずい空気が流れることはありませんか?
そう、「お会計」の瞬間です。
「〇〇円です」と、自分のサービスの値段を口にする時、心のどこかで、ほんの少しだけ罪悪感や、申し訳なさを感じてしまう。
お客様からお金を受け取る自分の手が、なんだか汚れたもののように感じてしまう。
もし、あなたがこの感覚に少しでも思い当たる節があるなら。
あなたは、「お金のブロック」という、見えない心の壁に、苦しめられているのかもしれません。
大丈夫。
あなたは、一人ではありません。
かく言う僕も、独立開業した当初は、重度の「お金のブロック」に囚われ、自分のビジネスと情熱を、自らの手で破壊しそうになりました。
この記事は、そんな過去の僕のような、そして今のあなたのような、心優しき専門家のためのものです。
難しい金融理論や、精神論ではありません。
僕が実際に試して、人生が変わった、誰にでもできる「たった一つのシンプルな習慣」を、僕の物語と共にお話しします。
「お金のブロック」の解剖学
まず、あなたの心を縛り付ける、この見えない壁の正体を、解き明かしていきましょう。
このブロックは、主に3つの要素から作られています。
- 1. 幼少期の刷り込み: 「お金の話をするのは、はしたない」「清い心と、お金儲けは両立しない」。
私たちは、子どもの頃から、無意識のうちに、お金に対してネガティブなイメージを植え付けられています。 - 2. 職業倫理という名の呪い: 特に理学療法士や柔道整復師のように、医療の現場でキャリアをスタートした専門家は、「人の身体を癒すという神聖な行為で、高いお金を取るべきではない」という、強い倫理観を持っています。
それは尊いことですが、独立の世界では、時に自分を苦しめる呪いにもなります。 - 3. 自信の欠如: 「私の技術は、本当にこの金額に見合う価値があるのだろうか?」という、自分自身への疑い。
これが、ブロックの最も根深い原因です。
僕の失敗談:罪悪感が生んだ、最悪の選択
開業当初、僕はまさにこの3つの要素の塊でした。
ある日、とても満足してくれたお客様から料金をいただく際に、僕は耐えきれない罪悪感に襲われ、咄嗟にこう言ってしまったのです。
「今日は、半額でいいですよ」と。
お客様は驚き、そして、どこか困ったような顔で帰っていきました。
その瞬間、僕の心に残ったのは、清々しさではありませんでした。
「なぜ、自分は自分の価値を、自ら貶めてしまったんだ」という、惨めさと、ほんの少しの“憤り”でした。
この「お金のブロック」は、あなただけでなく、お客様との健全な関係性さえも、破壊してしまうのです。
なぜ、一般的な“ブロック解除法”は効かないのか?
「お金のブロック」を外す方法は、世の中にたくさんあります。
しかし、その多くは、私たち「からだ職」には、あまり効果がありません。
- 「私は豊かさを受け取る価値がある」と唱える(アファメーション): 心の底で「そんなことはない」と思っている限り、この言葉は空虚に響くだけです。
- 自分の価値を論理的に計算する: 「時給換算すれば、この価格は妥当だ」と頭で理解しても、心がついてこなければ、お会計の瞬間の罪悪感は消えません。
なぜなら、「お金のブロック」は、論理(あたま)の問題ではなく、感情(こころ)の問題だからです。
だからこそ、必要なのは、頭で自分を説得することではなく、心が自然と「私は、この対価を受け取るにふさわしい」と感じられるようになる、具体的な“体験”なのです。
たった一つのシンプルな習慣 ―「価値提供ジャーナル」を始めよう―
お待たせしました。
僕の人生を変えた、そのシンプルな習慣。
それは、一日の終わりに、その日あなたが提供した「価値」を、お金以外の言葉で書き出す、というものです。
僕はこれを「価値提供ジャーナル」と呼んでいます。
やり方は、驚くほど簡単です。
一日の業務が終わり、売上を計算する“前”に、ノートを開き、5分だけ、以下の問いに答えてみてください。
- 問い①:今日、僕の施術/レッスンで、お客様のどんな表情の変化があったか?
(例:「痛みに歪んでいた顔が、帰る時には、穏やかな笑顔に変わっていた」) - 問い②:お客様からいただいた、心に残る「ありがとう」は?
(例:「先生のおげで、孫を抱っこできました、と涙ながらに感謝された」) - 問い③:今日、僕が提供したことで、お客様の人生にどんな“良い変化”の種を蒔けただろうか?
(例:「あの人は、明日から少しだけ、前向きな気持ちで朝を迎えられるかもしれない」) - 問い④:今日の自分自身の、専門家としての成長は?
(例:「新しいアプローチを試して、今まで以上の結果が出せた。
一つ引き出しが増えた」)
僕の経験談
僕も、最初は半信半疑でこれを始めました。
しかし、一日、また一日と、自分が提供した「価値」を言語化し続けるうちに、僕の心に、静かですが、確かな変化が生まれました。
それは、僕の意識が、「お客様から、いくら“もらった”か」から、「お客様に、どれだけの価値を“与えられた”か」へと、自然にシフトしていく感覚でした。
この習慣が、あなたの脳を書き換えるメカニズム
なぜ、このシンプルな習慣が、あれほど強固だった「お金のブロック」を溶かしていくのでしょうか。
1. 豊かさの焦点を変える
僕たちは、何もしなければ「お金が足りない」という不足感に意識が向きがちです。
しかし、このジャーナルは、あなたがすでに生み出している「価値の豊かさ」に、強制的に焦点を合わせてくれます。
2. 「自信」の、動かぬ証拠を積み上げる
このジャーナルは、あなたの専門家としての価値を証明する、動かぬ証拠の記録になります。
日記が1ヶ月、3ヶ月と積み重なる頃には、あなたは「自分は、これだけの価値を提供しているのだ」という、揺るぎない自信を手にしています。
その自信が、お会計の瞬間の罪悪感を、誇りへと変えてくれます。
3. 「貢献感」が、あなたを癒す
独立開業した理学療法士やトレーナーが感じる孤独。
その孤独を癒す最高の薬は、「自分は、誰かの役に立っている」という、温かい「貢献感」です。
このジャーナルは、その貢献感を、毎日あなたに思い出させてくれます。
終章:お金は、ただの結果になる
ここまでお読みいただき、ありがとうございます。
「お金のブロック」を外すために、あなたは、無理に自分を変える必要はありません。
ただ、一日の終わりに、あなたがすでに成し遂げた、素晴らしい仕事の「価値」に、光を当てる習慣を始めるだけです。
あなたの意識が「価値の提供」に集中すればするほど、お金は、もはや恐怖の対象ではなくなります。
それは、あなたが提供した素晴らしい価値への、お客様からの、自然で、温かい、感謝の“結果”として、あなたの元へと流れてくるようになるのです。
P.S.
この「価値提供ジャーナル」に、自信を持って書ける内容を増やすための、具体的な「武器」について。
あなたの提供価値の核となる「① 圧倒的な臨床技術」。
その価値を、あなた自身が心の底から信じられるようになりたいなら。
僕が主宰する「日本IASTM筋膜リリース協会」のセミナーが、あなたの自信を、もう一段階上のレベルへと引き上げるかもしれません。
そして、その素晴らしい価値を、お客様に事前に伝え、信頼を築くための「② 伝わる発信基地(ホームページ)」。
この武器があれば、お客様は来店する前からあなたの価値を理解しているため、お金のやり取りは、さらにスムーズで、感謝に満ちたものになります。
その土台作りで悩んでいるなら、僕が「開業を助ける、破格の価格で高品質ホームページも制作」で、あなたの起業という、新しい物語の始まりをサポートします。
最後までお読み下さりありがとうございました^^
ーTatsu


